萩原研究室では、会話のできるロボット頭脳を目指しています。そのためにはいろいろな技術が必要ですが、特に

  • 基礎研究
  • 言葉の理解(言語情報処理)
  • 画像の理解(視覚情報処理)
  • 感性の理解(感性情報処理)

が重要で、これらの研究を行っています。

そのアプローチには

  • ニューラルネットワーク・・・脳に基づく新しい情報処理方式
  • ファジィ・・・主観や勘など、あいまいさを扱える新しい情報処理方式
  • 進化コンピュテーション・・・生物の進化を模擬する新しい情報処理方式
  • 感性工学・・・人間にしかない感性を扱う新しい手法
  • 新しい言語処理・・・人間にしかないことばを扱う新しい手法

などがあります。これらは、従来の2値論理などに基づくさまざまな技術とは大きく異なります。ノイマン型コンピュータが誕生してすでに60年以上が経過し、演算速度やメモリ容量の面で大きく進歩しています。しかしながら人間とのコミュニケーションを考えると、新しい“柔らかな”情報処理方式への必要性が生じています。具体的な研究テーマなど、より詳しい説明は以下からどうぞ。