※このページでは、”学生視点”で研究室紹介をさせてもらいます。

研究室の雰囲気

萩原研は研究に対して活発であることは言うまでもありませんが(!)、その他の要素としては「自由」「仲良い」「国際色豊か」の3つで成り立っていると言ってよいでしょう!

「自由」

まず何よりも、いわゆる”コアタイム”(研究室に来室し研究することが義務付けられている時間帯)が存在しません!
なので、自分のペースに合わせて都合の良い時間帯に研究することが可能です。
ただ、そう聞くと不安になる人もいることでしょう。
「はたして研究室メンバーできちんと顔を会わせたり、先輩に研究の相談をすることが可能なのか」と。
その点も大丈夫!
“サーベイ輪講”と呼ばれるミーティングが週に1,2回あり、個々人(各回1人か2人)が論文や書籍を通して勉強した内容を全体に発表する機会を設けているのです。
このミーティングのおかげで、論文や書籍を読む手間なく最新の研究動向・面白い研究手法などをつかむことが可能です。
また、お互い質問やら意見交換が出来るこの場を通して、論理性・アイディア力・プレゼンテーションスキルといった、研究や就職に必要となる要素を習得できちゃいます。
もちろん、学期毎に1人2回程度は発表を担当してもらうことになりますが、得られる知識は「2回×メンバー数」であり、広範囲をカバー出来ることが分かるでしょう。
他にも秋学期には”分野別ミーティング”という場を週1回程度設け、より少数で活発にアイディア交換が出来るため、研究に行き詰った時などはとても大きな力となります。
あと次の項でも述べますが、「ちょっと大変そう…」などと身構える必要は全くないです^^

「仲良い」

二つ目に挙げるべき要素としては、やはり「先輩後輩関係なく仲が良い」ということですね!
他の研究室では、メンバー用の居室が全く別々のところに分かれていて交流が少ないところもありますが、萩原研は2013年の3月に2つの部屋が連結している部屋に移ったため、広い1つの部屋で研究を行っています!
なので、先輩が軽い感じで話し掛けに来てくれたりします♪
このタイミングで疑問点をぶつけることも出来るし、逆にこちらから先輩に押し掛けることも簡単!(まぁあからさまに忙しそうにしている時は雰囲気を感じ取って欲しいですが)
また、雑談の中から新しい研究テーマが生まれることも多々あります。
とにかく、「ビシビシしごいてくよー♪」という厳しい先輩はいないので、研究にしても授業にしても(私生活にしても!)不安があれば何でも話せて解決します。安心してください。

さらに、研究室以外での企画も豊富です。こちらも後述しますが、いたる所で様々なイベントが発生します。
体を動かすのが好きな人もそうでない人も、十分に楽しめるので問題なしです。

「国際色豊か」

7名の留学生(フランス×3、中国×2が修士に在籍、中国×1、ベトナム×1が博士に在籍)の方がいます。
これは結構国際性に富んでいる部類に入ります。
どの研究室を目指すにしても、英語論文を読むことは必須となりますが、一人前の研究者として認められる上で英語力があることは大きなプラスになります。
また、「将来的に海外でバリバリ働くんだ!」と言わずとも、日本の職場で英語を使う頻度も今後ますます高くなると考えられます。
そこで、
現時点では全く英語がしゃべれなくてもかまいません。これから萩原研に入って海外の人と少しずつ話していく中で英語力を磨いていくのはどうでしょうか??
日本語がものすごく上手い方も数名いますし、正直な話、始めは”日本語混じり英語”でも全然いいと思います。
こんなこと留学じゃあ許されませんが!
一段一段ステップアップする環境が萩原研には整っていると言ってよいでしょう。
でもって、一言補足しておくとすれば、研究室内の公用語は日本語です(キッパリ)
だから恐れる必要性は米粒ほどもありません(英語を交えながら留学生に近付いていくとより仲良くなれますが♪)
何回か留学生と話してみると「めっちゃ良い人!」と思え、様々な国の文化、日本と違うところなどが聞けて面白いことでしょう。
ぜひ、これまで英語が苦手だった人も含めて萩原研を検討してもらえるとうれしいです。
※韓国の学会に行った時には、訪問研究員の方に車で案内してもらったり、家に泊めてもらったりなんてこともありました。

研究内容


萩原研には主に言語・画像・感性(+ニューロン系)というグループが存在します。
また、最近ではこうしたグループの垣根を越えて研究を進める人もよくいます。
ただ、「”言語”とか言っても具体的に何をしてるの?言葉の解析??」とよく分からない人が多いと思うので、以下に近年の研究テーマ(卒論レベル・ごく一部)を簡単に書きます。

言語班

  • 高齢者のための対話システム・・・高齢化が進み、さらに独り身の生活を送る人が増えると考えられる中、高齢者の相手をし、さらにサポートするシステムはますます貴重となるでしょう。「将来的に求められるもの」、その研究に力を入れています。
  • 少数の話題語を基にした文の自動生成・・・こちらは、複数の単語を入力するだけで、それらの順番を変えたり、助詞を付与したり、適宜単語を加えることで自然な文を作るという研究です。言葉で説明するのは簡単ですが、様々な解析技術・言語資源を利用しており、高い評価を得ています。
  • ニューラルネットを利用した、知識体系の構築および質問応答システム・・・萩原研では、全員がニューラルネットに関する知識を始めに身につけます。その歴史を遡れば比較的古くからある技術ですが、脳内の仕組みを模擬し様々な用途に合わせて改良が続くニューラルネットは今後も重要なテーマです。

画像班

  • 形状と色を考慮した画像認識システム・・・この研究は、物体の形状を認識するために考案された”ネオコグニトロン”というネットワークに対し、さらに色情報を加味して物体認識精度を高めることに成功したというものです。
  • 映像中の”構図”を利用した代表フレーム抽出システム・・・ネット上の動画コンテンツが急増する中、各動画の内容を簡単につかめると便利。そこで、動画を数枚~数十枚の画像に要約した「サムネイル画像」を自動生成するシステムを作成しました。
  • BESOMモデルを用いた形態視ニューラルネットワーク・・・近年、脳の構造に酷似しているのではと注目されている”BESOM”を利用して、実際に簡単な物体認識を実現しました。

感性班

  • 昔話を基にした漫才生成システム・・・感性班では一風変わったテーマも大胆に扱っています。”ツッコミ”という要素は実装が難しく考えられていますが、本研究においてボケとツッコミを兼備したシステムを作成しました。
  • エンタテインメント3D空間自動生成システム・・・ユーザの好みに合わせて3D空間を作成し、その中を動き回れるというツールです。感情とその3Dによる表現というテーマをこなしました。
  • キャラクタの自動生成・・・様々なキャラクタをユーザに提示し、”かわいい”と思う個体を選択していってもらうと、そのユーザに最適なキャラを生成出来ます。”かわいさとは何か”に迫る研究です。
  • 笑いを生み出すことわざすかしの自動生成・・・ことわざに変形を加えて、笑いを生み出そうという研究です。日本語をもとにした研究なのに、国際会議で発表し評価されています。

以上に挙げた研究は卒論、つまり学部4年の数か月間になされたものであり、さらにそこから一部を取り出してご紹介しました。
修士ではこうした研究をさらに昇華したり、派生したテーマでさらに深めていくことになります。
萩原研では未開拓分野にも積極的に挑戦しており、精度として改良の余地があるものもありますが、国際会議や論文誌掲載(これが一番すごいこと)をしっかり果たすなど、外部からの評価も得られています。
また、上記テーマ例を見ることで、研究テーマが多岐にわたることが分かるのではないかと思います。
なので、萩原研に来ればきっとあなたの”やりたいこと”が見つかり、さらにはそれを深めることが出来ると考えています。

進路・就職状況

こちらについては、よくある質問とその回答にも記載がありますがあらためて。
最近の修士2年生の進路には、以下のようなものがありました。

野村総研・・・国内最大手シンクタンクであり、コンサル部門、IT部門を設置する非常に利益率の高い会社として有名です。近年では毎年一名は内定者を出しているようです。ここ7年で6名位入っているようです。
Google・・・あの検索エンジンの会社です。ここ3年で2名入ったようです。
コーエイ・・・エンタテインメント。最近、2名入った年もあります。
NTTデータ・・・国内最大手SIer(システムの開発を主として、広く顧客企業の問題解決のため戦略立案に携わる企業)。BtoB(企業を顧客とする企業)なので、就活を始めるまで詳しく知らない人も多いでしょうか。
ソニー・・・こちらはおそらく知っているでしょう、あの電機・電子機器メーカーの「SONY」ですね。
NTT系・・・研究所やコミュニケーションなどに入られています。
キヤノン・・・こちらも知っているでしょう。カメラ、プリンタやビデオなどなどを製造する会社です。
ベンチャー・・・既存の企業に入社する場合だけでなく、自ら起業している場合(後者としては、「株式会社ネイキッドテクノロジー」、「株式会社ロケーションバリュー」などなどがあり)も該当します。
大学・・・教員として大学に勤務しています。

その他、日本テレビアナウンサー、産業経済省(上級)、ゴールドマンサックス元副社長などなど、個々の能力を生かして最適な職場へ就いています。

研究以外の企画

研究室において様々なイベントを企画しています。これが楽しみで入った人もいるとかいないとか?
とりあえず、研究室生活でもストレスが溜まることはないというのは保証します(結構大事です)。

企画名 概要 頻度 参加規模
ピザ会 ピザを一人800円位で食べる。6種類食べれます。 適宜 10名前後
テニス会 矢上のコートを借りてテニス。テニスは慣れるまで多少大変ですが。 適宜 運動したい人
ゲーム会 多種多様なゲームをする。カタンやトランプやTVゲーム等 ピザ会と一緒(の予定) 10弱
鍋企画 寒い日には鍋です。研究室のIHが頑張ります。 食べたくなったら それなり
食事企画 研究室で夜飯を作ります。今のところハズレなし。 毎週 4以上
スイーツ企画 巨大パフェ食ったり、食い放題行ったり。 過去それぞれ1回 6とか10とか
遊園地ツアー 留学生の企画により、富士急ハイランドへ行きました。 年1回程度 7,8名程度
映画鑑賞 研究室がシアター 最近やってません 5~7だった
今日の一言 萩原研における名言を逃さずチェック&UP 主に山根君が冴えてる時

この他にも面白そうな企画があればじゃんじゃん企画してます。
むしろ是非提案して下さい。